2007年11月18日

黄色いネズミ

Lisboa_1.jpg
しばらく、オーストラリアが続きましたが、
今週からはまた北半球に移動。
南欧はポルトガルについて、書いてみます。

去年の冬休みに、リスボンに行きました。
どうしてリスボンかって...

いつだったか忘れたのですが飛行機の機内誌で
リスボンの黄色いかわいい路面電車についての記事があって
何とも魅力的な文章と写真に、すっかり心を奪われたのです。

Lisboa_3.jpg
私がリスボンに降り立った時には、
街は霧に包まれていました。

そして煉瓦色の屋根、白い壁、灰色の石畳の道...
そんな中を、黄色いネズミのように路面電車がすり抜けていきます。


早速乗車してみると、中は木張りに、古びた椅子。
何とも懐古的な雰囲気に包まれました。
Lisboa_7.jpg
山坂が意外と多く、道が狭かったり、
線路が建物に接近していて、
ちょっとしたジェットコースター気分。

行く当てもなく乗車し、景色を楽しみました。

どこかわからないところまで行ってしまって
迷子になったというオチがついていますが...

Goods_risboa1.jpg

あるお店のショーウィンドーで、
路面電車の陶器の置物←を発見しました。
私はどうしても、これが欲しくなったのですが、
お店が開いていない...
Lisboa_4.jpg
その日は、土曜日でした。
ポルトガルに限らず、ヨーロッパでは土日祝日というのは
本当にお店が閉まっていますよね。

日本では逆に、店舗の開店時間がどんどん延びているような。
うちの近所のスーパーマーケットなんて、
夜23時まで開いています。

便利になったのですが、
23時まで開いているから、22時まで仕事ができるわ、って
思えるようになったのは、幸か不幸か?

Dinner_Lisboa1.jpg
この日は、路面電車にさんざん乗り降りして、
街中を迷子になって歩き回って、
良い運動になりました。

御夕飯には、魚介類たっぷりのリゾットを食べました。
お鍋ごと、どーーーんと出てきました。


そして、お店の人たちは、その時中継していたサッカーの試合に夢中。
この街が、すっかり気に入りました。


Posted at 11:33:09 | Portugal | コ:3 | ト:0

2007年11月21日

発見のモニュメント

Belem_1.jpg今日も、リスボンの続きです。

ホテルから、地下鉄と路面電車を乗り継いで、テージョ川に面する“発見のモニュメント”を見に行きました。

相変わらず霧がかかっていましたが、それはそれで幻想的な雰囲気を醸し出してくれて心地よかったです。

Belem_2.jpg
このモニュメントには、ポルトガルを代表する偉人が並んでいます。
ヴァスコ・ダ・ガマとか?(それ以上、思い浮かばない...)
モニュメント前の広場には、大理石のモザイク世界地図があり、ポルトガルが各地を発見した年号が記述してありました。

Belem_3.jpg世界地図の日本のところには、1541とありました。1541年と言えば、日本は戦国時代、織田信長、武田信玄などが現れる少し前の時代。

白亜のモニュメントに青い空、モニュメントの塑像たちが見つめるテージョ川には霧がかかり、その向こうに対岸がうっすら見えている...

Belem_5.jpg

そんなステキな異国の雰囲気下で、「えーっと、鎌倉幕府はイイ国作ろう鎌倉幕府だから、1192年だよねぇ?1541年って、日本っていつだ?」
と真剣に悩んでいた私。


気がつけば、主人は遠い先を豆粒みたいになって歩いていました...
Goods_risboa4.jpg
この日は、このモニュメントのあとにいくつか見物し、街なかに戻りました。

これはお店が閉まっていて買うのに苦労した陶器の壁掛け→。(先日の黄色い路面電車の置物に続いて、お気に入りリスボンみやげNo.2)。
Dinner_Lisboa2.jpg

そしてこれは、バカリャウ・コン・タナス という
干しダラのホワイトクリームソースグラタン。
ある本で読んでどうしても食べたくなったものの1つ。

あっツあつの、とろっとろ。 おいしくって、にへら〜


Posted at 23:28:28 | Portugal | コ:6 | ト:0

2007年11月26日

オバタリアンは万国共通?

Belem_7.jpgリスボンを流れ抜くテージョ川。そしてそのテージョ川の貴婦人の異名をもつ “ベレンの塔”。世界遺産です。

先日の“発見のモニュメント”から目と鼻の先です。
川からの侵入者を見張る為の塔だったらしく、とても見晴らしの良いポジション。

外から見れば優雅な姿に見えますが、中は狭く、
特に階段は細い螺旋状で、人と人がすれ違うのは難しい狭さ。
Belem_10.jpg

狭い階段は圧迫感があり、ぐるぐる回って目が回りそうでした。

しかしその圧迫感のある薄暗い階段を通り抜けてのち、望む外の景色は何とも言えません。そして、屋上に登りついたときの開放感はひとしおです。

Belem_9.jpg
螺旋階段はすれ違うことが難しいので、各階で誰もいないことを確認してから降り始める、もしくは登り始めるわけですが、本当に皆さん譲って下さいます。
このような行為は、他の国で良く感じることです。

あとは、道路などで渡ろうと立っていると、必ず車が止まってくれる。
もちろん、例えばベトナムのように車が川のように走っている中を、勇気を持って遮ってわたらないと行けない国もありますが...

Belem_11.jpg
でも、そんな思いを吹き消す事件がここで1件。

ダカールラリーのお祭り騒ぎの中、簡易テントの中で記念グッズを売っていました。このベレンの塔から、歩いて市街に少し行ったところ。
その中はものっすごい人です。
Belem_8.jpg
それを見て振り向けば、うちのダンナ様の “グッズが欲しい!” という輝いた顔。

半分関西人の血が流れる私は、んじゃ、頑張って行ってくるかと、その戦場に残り少ないユーロ札握りしめて、いざ出陣。

もー、すごいことになっていました。アジア人はあまり見かけませんでしたがアラブ系やアフリカ系の人も混じっています。
何語かわからない言葉が飛び交っている...
セールス嬢は金髪ブロンドでまだ幼い感じのかわいいお嬢さん。
もー、いい加減にして欲しいって顔をして対応しています。
Belem_12.jpg
何とか一番前までたどり着いたのですが、
どんどん先を越されて、ちっともお願いできません。

アラブ系のご家族は、ここのテント内の品物を全部買い占めるのかというくらい次から次へと家族で注文して、何十万円ものお買いあげ。


隣に割り込んできたおっきいオバサンは、“私は英語をしゃべるのにあなたはフランス語をしゃべらないのか?”と、セールス嬢に文句。
Goods_risboa6.jpg
私の方が先だったと、金切り声で叫ぶオバサン、早くしてと怒るオバサン。

後ろから押されるは、叩かれるは、もー散々でした。
何だか、みんな譲ってくれて親切〜と思っていた私の思いは一気に吹き飛んだ日でした... 

オバタリアンは万国共通なのでしょうか。

私がゲット出来たのは、Tシャツ1枚とステッカー1枚。


Posted at 00:03:48 | Portugal | コ:4 | ト:0

2007年11月30日

ロカ岬

Roca_1.jpgリスボンから、電車とバスで約1時間ほどかけて、ロカ岬に到着しました。
北緯38度47分、西経9度30分、ユーラシア大陸の最西端の地です。

この景色に、意外と私には親近感を覚えました。
場所は真逆ですが、霧多布岬や襟裳岬のような北海道の東端付近を思い出しました。

Roca_2.jpg

海の匂いと遠い波の音、時々聞こえる鳥の声・・・
遙か彼方に、こちらに向かっている車のエンジン音がかすかに響く。

幸いお天気に恵まれ暖かく、風もやわらかく、とても心地よい。

同じバスで着いた人たちが数名、私たちと同じように写真を撮ったり
景色を楽しんだりしています。
Roca_3.jpg
乗ってきたバスにおろされると、次のバスが来るまで
帰る手段が無いわけですが、
次のバスがやってくるのは1時間以上あと。

ぷらぷらと散策を楽しみました。

バスの時間が近づいてきたので、バス停付近に歩いていくと、
リスボンの街中でも見かけたような焼き栗を売る人がいました。
Roca_5.jpg

時間もあったので、1つ購入してみました。
日本の甘栗と違って、皮が白くなって
爆ぜて黄色い身が顔を覗かせています。


食べてみると、ちょっとパサパサしている感じですが、とても甘みが強くおいちい。
お茶かコーヒーが欲しくなります。
Roca_6.jpg
でもどちらかというと私は、ねっとり系の天津甘栗の方が好きかな...

主人と二人で、日なたに座ってこの焼き栗をポツポツ食べながらバスがやってくるのを待ちました。


Posted at 06:24:28 | Portugal | コ:6 | ト:0

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