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2010.08.18 (Wed)

イエローストーン国立公園

10YellowStone_01.jpg
毎日暑い日が続きますが
いかがお過ごしでしょうか。

えこたびは
夏休みを利用して

アメリカ北部にある
イエローストーン国立公園に

やってきました。

こちらは、とても涼しく

朝起きて、車に乗ろうとしたら

フロントガラスが
夜露で凍てついているほど。



10YellowStone_04.jpg
地球とは、広いものだ...

イエローストーン
(Yellow Stone)とは

世界で初めて
国立公園という概念を

生み出したところ。

そしてこの
世界で最も古い国立公園は

山火事やら生態系の崩壊など
様々な問題を

今までに、



10YellowStone_06.jpg

いくつも抱えては

その度に
果敢に克服してきたところで

ここも
アイスランドと並んで

えこたび、
宿願の地でありました。

ウルトラスーパー晴れ女の
本領発揮か?

お天気にも恵まれて
すっかり堪能してきました。



10YellowStone_05.jpg
脱獄囚にも出会わず、
居眠り運転もせず、

バッファローに

車をひっくり返されたり
することもなく、

無事に帰路につくことが
できました。

ご迷惑をおかけした皆様、
申し訳ありません。

これから帰ります。

あー、仕事したくない(涙)。





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18:01  |  └ USA (WY)  |  トラックバック(0)  |  コメント(7)

2010.08.22 (Sun)

アメリカバイソン恐るべし。

10Bison_03.jpg
イエローストーン国立公園で
えこたびが見たかったものの1つ

バッファロー(Buffalo)。

別名をバイソン(Bison)というらしい。

公園に入るとき、
入園料を払うと

パンフレットや地図など
いくつかの資料をくれたのですが

その中に、車のルームミラーに
引っかけられるようになった、

黄色いタグが入っていました→。



10Bison_02.jpg
これは何だろうと
よく見てみれば

とってもオソロシイ絵が...

よよよ~。

おまけに、公園内には

そこここに、
動物に対する注意を喚起する

←看板が立っています。

しかしながら、公園に入って1~2日は

豆粒程度の大きさにみえる距離で
数匹のバッファローにしか


10Bison_08.jpg

出会えなかったので

な~んだ、
こんな程度かって、

思ってました。

ところが、

ヘイデンバレー(Hayden Valley)という
低地を訪れると

うじゃうじゃと、

それも比較的、
道路から近いところに



10Bison_06.jpg
群れているではありませんか。

わーい! と喜び勇んで

急いで路側帯に車を停めて
車から降りて写真を撮る、えこたび。

が、しばらくすると

な、なんか道路にむかって
群れが突進してきた...

ひょえぇぇぇ~って
急いで車の中に入る。

そして、あっという間に
車の周りは



10Bison_05.jpg
バッファローで
埋め尽くされてしまったのです。

しかもなんか、
こっち睨んでるのよね~。

えこたびの座っている
助手席側に、近寄って来て、

窓ガラス越しに
じーーーーって。

至近距離に来られると
あまりに恐ろしくて

カメラを向けるどころではなく...

彼らは、怒っているのか、


10Bison_07.jpg
嫌がらせなのか、
よくわかりませんが

そのあとも道路に、
集団で停滞してくれて

人間様は
すっかり、バッファロー渋滞。

20~30分は、足止めされて
しまいました。

今回の旅で

一番オソロシかったけど
一番思い出になる
体験でした...

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2010.08.26 (Thu)

グランド・プリズム・スプリング

10YellowStone_07.jpg
イエローストーン国立公園は

1872年に
設立されたとか。

この頃の日本といえば

明治維新、真っ直中。

そんな時代に
この辺り一帯が

国立公園として

保護することが
決まったそうです。




10Elk_02.jpg
保護しようと
政府が動いたのは

William Henry Jackson
という風景写真家の

作品がきっかけだったらしい。

私は常日頃から

どうしたら、
たくさんの人に環境について

理解してもらえるか
考えてもらえるか

そして



10YellowStone_12.jpg

行動に移してもらえるか

ということを
考えるのですが

その説得行為を

写真が成し得た
ということに

ちょっと
感動してしまいました。

ステキな話だと思いました。

1870年代のカメラは



10YS_Flower_01.jpg
今よりもずっと簡素だったでしょうし
モノクロだったはず。

政策を動かすまでの
ウィリアムの写真とは、

一体どのようだったのか、
是非見てみたいものです...

そういえば、えこたびが、
この公園に、興味をもったのも

写真がきっかけでした。

グランド・プリズム・スプリング の写真↓。
(Grand Prismatic Spring) 
( 注1) 写真は引用。)



Grand Prismatic Spring
なんとも鮮やかな

幾重もの輪っかに、
この色の重なりに、

魅了されました。

グランド・プリズム・スプリングは
あまりに大きく

この写真は
空撮なので


10WestThumb_01.jpg
ライト兄弟が
人類初の有人動力飛行を行った

1903年より前のウィリアムの写真
にはなかったでしょうけどぉ。。。

↑この美しい色の正体は

火山の熱に強い藻類や微生物
だそうで

高温すぎで、それらの生物が生息できない
真ん中が水色なんだとか。

なんでこんな美しいグラデーションを
自然が創りうるのか、とっても不思議~。




注1) National Geographic, Yellowstone National Park Photos
   

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2010.08.31 (Tue)

忠犬ならぬ忠泉、オールドフェイスフル。

10YellowStone_02.jpg
イエローストーン国立公園の中で
一番人が集まるエリアが

オールドフェイスフル。
(Old Faithful)

ここには
大小様々な間欠泉があり

その間欠泉の間を
きれいに木道が整備されていて

歩いて見て回れるように
なっています。

間欠泉を英語でGeyser(ガイザー)
と言いますが


10Oldfaithful_06.jpg
その語源は
アイスランドの

ゲイシール(Geyser)だとか。

アイスランドの
ゲイシールの方が

迫力があって、
近くに近寄れるし、
観光客も少ない。

しかし、
イエローストーンの方は

色や形状、
大きさが異なったり


10Oldfaithful_04.jpg
吹き出し方が
異なったりするなど

違った楽しみがありました。

例えば、

“フェイスフル(忠実な)”
と名前のついたガイザーは

決まった時刻に、
きちんと吹き上げるとか→。

よって、
定刻前になると

ものすごい数の観光客で


10Oldfaithful_01.jpg

ガイザーの周りは
いっぱいになるのです。

また、

野生動物が豊富なこの辺り
ならではで

間欠泉の湯煙の中から

バッファローやエルクなどが

ぼーっと、
姿を現したりするなど

幻想的な景色を拝めること


10YellowStone_13.jpg
があったりするのも
とても魅力的でした。

そして何より、

ここにある
オールド フェイスフル イン
(Old Faithful Inn)

↑というホテルですが

1904年に完成した
世界最大のログキャビンだそうで

歴史的建造物に指定されているとか。

巨大な吹き抜けと暖炉が


10Oldfaithful_02.jpg

なんとも言えない
雰囲気です。

建物内が、
薄暗いのですが

電気がなく
ロウソクなどを
照明と使っていた当時は

これくらいの
明るさだったのだろうと

当時の様子が
思い偲ばれました。



10Oldfaithful_07.jpg

このホテルは人気が高く

約半年ほど前に
私が予約しようと思ったときには

すでに満室で、
予約できませんでした。

中だけ見て、

食事だけして
帰ってきましたが

是非いつか泊まってみたいものです...




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2010.09.04 (Sat)

グラント・ビレッジで、ぬいぐるみにやられる。

10Oldfaithful_11.jpg
イエローストーン国立公園では

グラント・ビレッジ
(Grant Village)

というところに泊まりました。

イエローストーン・レイクの
湖畔にある宿でした。

部屋に入ると

何とも可愛らしい
クマのぬいぐるみが

出迎えてくれました↓。




10Bear_01.jpg
公園内の宿はすべて
Xanterra Parks & Resort

というところが
経営しています。

この会社は、

米国内のほかの国立公園
の宿泊施設も

いくつも経営しているところです。

このクマは

“For Future Generation”
(未来の世代のために)



10GrantVillage_02.jpg
というプロジェクトの一環。

毎年イエローストーンを訪れる
約300万人の人たちに

公園の環境変化や保護について
知ってもらったり

寄付を募ろうという試みです。

このクマのぬいぐるみ
のみならず

園内で販売するものの
収益の一部は、

公園の維持管理に
役立てられているそうです。


10YS_Food_02.jpg
こうやって寄付を募るというのは

キリスト教文化の
特徴なのでしょうか。

残念ながら、
我が国ではあまり育ちませんよね。

えこたびも

普段から寄付をよくするわけでは
決してありませんが

40歳にもなろうとするのに

このぬいぐるみに、
すっかりやられてしまい



10GrantVillage_01.jpg
しっかりとお金を払って
連れて帰ってきてしまいました。

されど、

ゴージャスな景色を眺めて
気分高揚して部屋に戻ってきて、

この公園の維持管理が
とても大切であること、

えこたびのように

この公園を訪れることで
この公園にダメッジを与えていること

それを読んで、



10Oldfaithful_08.jpg

誰でも
考えてしまうのではないでしょうか。

心理的戦略なの
かもしれませんが

私には
とてもよい方法だと思えました。

ちなみに、

私が泊まったロッジでは
クマが出迎えてくれましたが

園内の他のロッジやホテルでは
オオカミ、エルクやバッファローなど



違う動物のぬいぐるみが、出迎えてくれるんだそうです。
ちょっと、集めたくなっちゃったりして(汗)。


イエローストーン国立公園 イエローストーン国立公園

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2010.09.08 (Wed)

マンモス温泉

10MammothHotSprings_05.jpg
イエローストーン国立公園では

本当に色々な
景色が楽しめました。

青々とした緑の山や

コバルトブルーの湖、

透き通る川、

エルクやバッファローが
自由奔放に歩き回る景色、

鮮やかな
グラデーションの泉...




10MammothHotSprings_03.jpg

そして北部にある

マンモス・ホットスプリングス
(Mammoth Hot Springs)

というところも

不思議な景色の1つ。

この辺り一帯には
温泉が噴き出しており

さらには
石灰分が多いらしく

その石灰分が堆積して真っ白なんです。



10MammothHotSprings_14.jpg

またその堆積の仕方が
様々な形を生み出しており...

テラスマウンテン
(Terrace Mountain)

というところは、
石灰皿を形成していました↑。

えこたびは

秋吉台の秋芳洞で
同様の石灰皿を

みたことがありますが
こんなに白く無かったような。



10MammothHotSprings_12.jpg

トルコのパムッカレ
中国の黄龍

なども、同様の石灰皿で

有名なそうですが

えこたびは見たことありません。

それにしても、

なんで、
こんなお皿状になるんですかねぇ。

毎日毎日
温泉が流れ続けるので



10MammothHotSprings_06.jpg
形や色は
不動のモノではなく

どんどん変わるんだそうです。

この日も天気が
ものすごくよく

堆積した真っ白な石灰に
太陽光が反射して

暑いこと暑いこと...

おまけに
「マウンテン」という

名が示すとおり



10MammothHotSprings_02.jpg
この景色を拝むのに

山登り状態ですし。
(こんなの山登りのうちには入らないって?)

軟弱ッキーの
えこたびは

へとへとでした。

←マンモス・スプリングスの街で
食べたアイスクリーム。

大盛りを
お願いしたつもりはありませんが

こんなことになってました。


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2010.09.12 (Sun)

何ヶ月も燃え続けた森

10YS_Tree_03.jpg
イエローストーン国立公園の中を
進んで行くと

山が枯れ木で覆われている

ちょっと異様な景色
に出会います。

これは、1972年に

世界初の国立公園として
認定されたあと

1988年に

見舞われた山火事の
痕跡なんだとか(注1)



10YS_Tree_02.jpg

3ヶ月以上にも及んだ
大火事で

この広大な公園の約半分近くが
燃えてしまったそうです。

日本は湿潤気候なので

自然発火により山火事が
起こることはありませんが

北米では
森林火災の半分以上が

落雷による
自然発火なんだそうです。



10YS_Tree_04.jpg
そして、

このイエローストーンで
山火事が生じたとき

管理火災(Prescribed Fire)

として
消火活動を行いませんでした。

管理火災とは
ある一定の基準を超えた場合には

即座に抑制、
消火活動をするものの

それ以外は、自然に任せ



10YS_Tree_05.jpg

その動向を観察し続けるのだそうです。

これは、
山火事とは自然現象であり

この地域の植生遷移や
動植物の多様性の維持

に不可欠である
という考えから。

えこたびは、
数ヶ月も燃え続けるだなんて

なんとオソロシイと思いましたが




10YS_Tree_01.jpg

『火災のそばで
 エルクやバッファローは
 悠然と草を食んでいた』

と聴くと、

動物たちにとっては
大した出来事では無かったのでしょうか...

この山火事については
火災当時から、現在に至るまでも

賛否両論あるそうです。

話が長くなりそうなので
続きは次回にします。



注1) 伊藤 太一(1991) “イエロ-スト-ン地域における大火災の影響と意義”、京都大学農学部演習林集報、22、163-182

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2010.09.16 (Thu)

しろうと理論で山火事を考える

10YS_Tree_11.jpg
イエローストーンの
山火事についての話の続きです。

山火事は
自然現象の一部だとして

積極的な消火活動を
行わなかったわけですが

当時のマスコミ報道では

「破滅」 「焦土化」 「荒廃」

のような
否定的な言葉が選ばれるとともに

公園のほとんどが



10YS_Tree_10.jpg

灰燼に帰したように
報道されたとか。

そして、
管理火災の処置を

まるで何もせず
放任していたかのように

批判されたんだそうです。

今回、参考にした文献(注1)では
私たちの頭の中は

「火災はすべて悪」




10YS_Tree_09.jpg
という先入観が
支配的なのではないか

噴火や地震などの自然災害は

そのまま
受け入れるのに対して

森林火災は
人間が制御可能である

と潜在的に
考えているのではないか

と指摘していました。

また、同時期に
イエローストーンよりも


10YS_Tree_08.jpg

大規模な森林火災が

アラスカにて
発生したそうですが

ほとんど
報道されなかったそうです。

すなわち、
イエローストーンとは

アメリカ人の誇り
とも言うべき存在で

それ故、報道が過熱した
のではないかとしています。



10YS_Tree_07.jpg
そして鎮火後には

まるで手のひらを返したように
意見が一転し

森林の再生を誇張するようになり

イエローストーンは
生まれ変わったのだとして

大々的に報道されるようになったとか。

そのおかげで、
好奇心からか

この公園には、以前にも増して
観光客が訪れるようになったのだそうです。



10YS_Tree_06.jpg
上記筆者は、

火災後の報道についても、
すべて正しいとは言えず

激しく燃えて
思うように回復できていない
ところもあるなど

この大火事の問題は
まだ残されているとしています。

生態系とは
非常に巧妙かつ脆いものだと感じるとともに

自然とともに、
この勝手な人間が共存していくことは



10GrandTeton_01.jpg
本当に難しいよなーと。

えこたびも
火事の最中ならば

きっと管理火災とは何かと学びもせず

マスコミの報道に同じていたような。

そして、

山火事から復活した
という話を聴いて

今、こうやって
遠い日本から、いそいそと
訪れているのですものね...


注1) 伊藤 太一(1991) “イエロ-スト-ン地域における大火災の影響と意義”、京都大学農学部演習林集報、22、163-182



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2010.09.20 (Mon)

ジャクソン・レイク・ロッジ

10GrandTeton_21.jpg
イエローストーン国立公園
の隣には

グランドティトン国立公園
(Grand Teton National Park)

がありました。

2つの公園は

車で20~30分の距離。

入園券も共通です。

景色のバラエティ?や、
広大さは




10GrandTeton_06.jpg

イエローストーンに
及びませんけど

山の美しさは

グランドティトンの方が
断然、勝っています。

ティトン山脈に沿って

ジャクソンレイク
(Jackson Lake)

があり、

この湖と山を



10JacksonLakeLodge_01.jpg

ただ何もせず
眺めているだけで

何とも言えない贅沢感です。

この公園内では

ジャクソン・レイク・ロッジ
(Jackson Lake Lodge)

というところに
泊まったのですが

大きな吹き抜けのラウンジや
レストランから




10GrandTeton_10.jpg

美しいティトン山脈の
絶景が一望できます。

残念ながら私が予約した部屋は

マウンテン・ビューでは
無かったんですが

お庭に面したお部屋も
とってもステキでした。

また、レストランからも
絶景が拝めて

美しい山々とともに
食事できるのも最高でした。



10YS_Food_03.jpg

眺めのよいラウンジでは

本や新聞を読んだりするなど

みんな
思い思いの時間を過ごしています。

ここが
このロッジでは、

唯一、ネットに繋ぐことが
できるところだったので

えこたびも、部屋に戻ってから
いそいそとノートPC持って

出かけました...


10GrandTeton_09.jpg

たくさん人がいたものの
とても居心地がよかったです。

今回は、

イエローストーン国立公園
の方がメインだったので

グランドティトンの方は

あまり日程を
割いていなかったのですが

もし次があるのなら

是非とも、もう少しゆっくり滞在したいぃ。



グランドティトン国立公園 グランドティトン国立公園

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2010.09.24 (Fri)

風が吹けば桶屋が儲かっちゃう

10GrandTeton_05.jpg
イエローストーン地域は、

生態系の維持のために
オオカミを導入し

世界でもっとも成功した例
なんだそうです。

どんな現象が起きたかというと...

エルクの毛皮が
積極的に利用される


エルク保護のため
エルクの天敵、オオカミを毒殺




10Elk_03.jpg

天敵がいなくなり
エルクが爆発的に増える


エルクは、大好物の
ヤマナラシ、ヤナギ類を食べまくる


おかげ様で、山が丸坊主になる


植生が破壊され食料を失った
小動物などいなくなる

さらには




10Oldfaithful_10.jpg
オオカミがしとめた獲物を
今まで横取りし、

屍肉を食べて生きていた

コヨーテ、キツネ、カラス、猛禽類
もいなくなる...

こうやって、

オオカミを絶滅させたことで

イエローストーンの
植生は破壊され

エルクばかりが
大量にさまようという



Grey_Wolf_01.jpg
とてもおかしな
状況に

なってしまった
そうです。

そこで、生態系を
元に戻そうと

オオカミが
放たれたとか。
(←↓写真は引用
(注1-2))



African_Wolves_01.jpg
すると...

1968年 
エルク 約3,200頭

1995年 
エルク 約19,000頭

1995~1996年
オオカミ 
31頭が放たれる




10MadVolcano_01.jpg
2004年 エルク 約8,000頭
    オオカミ 約190頭

となり、エルクの数が抑えられ

植生も復活、
ビーバーも川に戻ってきたとか。

イエローストーンは
まるで巨大な実験場...

今も、オオカミとエルクの関係は

その動向が
見守られ続けているんだそうです。

すごいと思いません?



10MadVolcano_02.jpg
まさに
『風が吹けば桶屋が儲かる』

であると
えこたび、感動。

されど、

今どきのワカモノは、
この言葉を知らないらしいです(涙)。

確かに最近では

失明しても
三味線は習わないだろうし

オケは、プラスチック。
ネズミにはかじれない...


何かよい現代版の例えはないものだろうか。



注1)  National Geographic/ Gray Wolf in snow 
注2) ナショナル ジオグラフィック日本版(2006)「アフリカ最後のオオカミ」 
参考) 丸山直樹ほか(2007) オオカミを放つ―森・動物・人のよい関係を求めて、白水社、東京、193pp    
    梶 光一(2008) 国立公園のシカ管理:イエローストーンと知床、森林科学、53、18-22

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2010.09.28 (Tue)

オオカミを放て

10HaydenValley_01.jpg
生態系ピラミッドの
頂点に立つのは

肉食動物であり、

私たちが住むような場所では

それがオオカミ
であること、

えこたびは、
認識していませんでした。

ピラミッドの頂点は

クマかと
思ってましたが



10GrandTeton_15.jpg

クマは、雑食なので
食物の大半は

果実、ドングリなどの木の実
魚や昆虫

なんだそうです。

それに、クマさん、
冬は冬眠しちゃうし。

かつての
イエローストーンのように

オオカミが害獣だとして殺害し
絶滅している地域は多く



10MammothHotSprings_15.jpg
肉食動物が不在の

異常な生態系
である地域が

多いんだとか。

我が国の
知床半島においても

世界遺産に
登録されたものの

エゾシカの大繁殖によって

生態系維持が
困難になってきており



10YellowStone_16.jpg

イエローストーンのように

オオカミを
導入すべきではないか

という議論が出ているそうです。

そして、最近

猿に噛まれただとか、
ハクビシンに農作物を荒らされるだとか
イノシシにどつかれるだとか

色々聞かれますが

そういう現象も



10YellowStone_17.jpg
生態系に異常を来しているせいだと
いえるんだとか。

そんな、
生態系ピラミッド必須の動物なのに

オオカミは
赤ずきんちゃんの敵であり

ホラー映画では
悪魔の使者のように登場するなど

私たちには、
あまり良いイメージがない様子。

されど積極的に
人を襲うようなことはなく



Grey_Wolf_02.jpg
家畜を襲う

という問題は
あれども
(←写真は引用(注1))

実は、
上手くつきあえば

害獣を駆除してくれ

しかも、



10Bison_04.jpg

鹿のように
増えるような種族ではないらしく

生態系の冠たる、
貴重な動物なんだとか。

オオカミが
日本から消えて

なんと
もう100年経つそうです。

米国のイエローストーンのように

そして、我が国が
トキを中国から連れてきたように



10YellowStone_19.jpg
オオカミも、我が国で

復活させても
いいんじゃないかと思いました。

今回、イエローストーンを
きっかけに読んだ本

「オオカミを放つ」(注2)

という本のあとがきに...

山を歩いているときに、
オオカミに出くわしたら怖いと思う。

山を歩いていて、
蚊やブヨに刺されると



10WestThumb_04.jpg
いなければよいと
思うこともある。

しかし、
彼らも含めて自然が成り立っている。

人にとって
邪魔であったとしても、

そうした動物の存在を、

素直に心から
認められるようになったとき

私は真のナチュラリストに
なれるのだろう。





10Elk_04.jpg
という言葉があり、

ちょっと
感動してしまいました。

ゴキブリに出くわしたら、

容赦なく
パンパン叩き殺し、

地球上から消えてしまえぇ~

と呪う、えこたびには

上記著者のような心境には
とてもとても
到達できません...



注1) Douglas H. Chadwick (2010)「地球と、生きる オオカミとの戦い」ナショナルジオグラフィック、16(3)、58-77
注2) 丸山直樹ほか(2007) オオカミを放つ―森・動物・人のよい関係を求めて、白水社、東京、193pp

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2010.10.16 (Sat)

グランド・ティトン国立公園

10GrandTeton_03.jpg
しばらく更新を怠ってしまいました。

今日の写真は

今年の夏休みに訪れた
イエローストーンの隣にあった

グランド・ティトン国立公園。
(Grand Teton National Park)

本当に美しい公園でした。

毎日の荒んだ
えこたびの生活からは

とても同じ地球上とは思えない
景色でした。


10GrandTeton_02.jpg
何だか最近
腰痛がひどい。

以前に、
形成外科でレントゲン撮られて

これ以上悪化すると、
しびれてくるからねって言われて

しびれてきたのだ...

これはマズイと
近所の整体院に行ってみたら

「腰周りもヒドイけど、肩から首にかけてが
 さらにひどい。
 お客さん、肩こり大変でしょ?」


10GrandTeton_07.jpg

って言われて、目が点。

だって、えこたび
肩こりなんて、
感じたことないんですもの。

どうも、

その整体院のおじさんいわく
えこたびは、感じないタイプらしい。

すなわち、鈍感だということだ。

なんというオチだろう。




10GrandTeton_16.jpg

若かりし頃は、
筋肉が支えてくれていたモノを

ナマケモノのえこたびには
筋肉が脂肪に変わっても

そして、
椎間板が損傷しても

なんにも
気がつかないという、

このアリサマ(涙)。

あ゛ー、身体の劣化を随処に感じる
今日この頃。


10GrandTeton_22.jpg
疲れたからと、この前
大好きなチョコレート食べたら
胸焼けした。

ものすごくショック。

職場で隣に座っている
同年代の酒豪の彼女は

最近、そんなに飲んでないのに

二日酔いがひどいと
落ち込んでました。

こんなことでは
いけないのである。

えこたびは、伊達公子さんと同い年。

彼女を見ていると
オバサンもがんばらなきゃと思います。


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2010.10.23 (Sat)

お金の使い方

10GrandTeton_24.jpg
グランドティトン国立公園の南に

Laurence S. Rockefeller Preserve
(ローレンス スピールマン ロックフェラー
 自然保護地区)

というところがありました。

ロックフェラー家が

このグランドティトンの美しい自然を
保護するために、

買い上げて管理し
一般に無料開放しているところです。

ローレンスさんとは



10GrandTeton_27.jpg

石油で莫大な富を築いた
ジョン・ロックフェラーの3世代目だそうです。

国立公園は国が管理していますが

このエリアは、
ロックフェラー家が管理しているのです。

公園は、国立公園同様に、
きれいに管理されており、

いくつものハイキングコースがあり
とても魅力的なところでした。

ビジターセンターも立派で




10GrandTeton_25.jpg
何人もの人が、

これらすべての管理のために
雇用されているのでしょうけど

それらを

ロックフェラー財団が
まかなっているということです。

歩いて廻るには
結構な時間がかかりそうで

ビジターセンターだけ
くるりと見物して帰ってきましたが

次回は数日間かけて、
ゆっくり歩きたいです。


10GrandTeton_26.jpg

このエリアをみて

自分が、世界一のお金持ちになったら
そのお金を何に使うだろう

と思わず考えてしまいました。

何もかも手に入れてしまったら
次に、何をするのだろうと。

えこたびだったら
何に使うだろう???

ここの駐車場には
ハイブリッドカーの
優先スペースがありました。



10YellowStone_15.jpg

このロックフェラー家の敷地は、
そもそもは自然保護のことを考えて

だと思うのですが

えこたびには、

自分のことだけではなく
みんなのことを一緒に考えようよと、

そういう
コミュニケーションの場を

提供しているところのようにも
思えました。


テーマ : 旅行記 - ジャンル : 旅行

タグ : *公園*

14:58  |  └ USA (WY)  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

2010.11.01 (Mon)

廃材でできたバイクの模型

10YellowStone_20.jpg
旅行に行かないと
やっぱり

ブログ更新する内容も気力もありません。

更新、滞りまくりです...

疲れてくると
前の旅行を顧みて

きれいだったな~とか
おいしかったな~とか

写真を見ては、
思いだして

現実逃避するのが
唯一の楽しみです。

10YS_Food_04.jpg

今日の現実逃避術は

イエローストーンにいったときに買った
お土産たちです。

なんで、これが
イエローストーンのお土産?

って感じなんですが、

公園内のお店で
売っていたんです...

1点目は
リサイクル素材で作った
(アナログ)フォトフレーム3種類↓。


10YS_Souvenir_01.jpg
廃キーボードや
廃電子回路の部品、廃ガラス、などを

デコレーションの素材として用いた
写真立てです。

この商品を作っているところは

TWO's Company 
って書いてあるんですが

ちょっと検索してものの

よくわかりませんでした。

しかし、アマゾン(米サイト)では
売っているようです。


10YS_Souvenir_02.jpg
もう一点は

パイプやベアリングなど
廃材の金属パーツを

つなぎ合わせて
←できているバイクの模型。

これは、
イエローストーンへのアクセスに
利用したソルトレイクシティ空港の

お土産屋さんで発見しました。

このほかにも、
同じように廃材パーツから作った



10YS_Souvenir_03.jpg
飛行機やら怪獣やら、
色々なモノがありましたが→

イエローストーンなどの公園で

ハーレーダビッドソンのような
大きなバイクが

爆音とともに
走っていることが多かったので

その思い出としてバイクを選びました。

↑このバイクは、全長約30cmもあり
結構、重いです。

ちなみに、買ったのは
Your Planet というショップ。

10YS_Food_06.jpg
この程度の廃材を利用しただけで

資源の有効利用につながると
とても言えるようなレベルではない

とは思いますが

こんな使い方があるとか

捨てちゃうの?
まだ何かに使えるんぢゃない?

と、

そういう気持ちを
呼び覚ましてくれるような
訴えかけてくれるような


そんなところが、気に入っています。

以上、廃材をゴロゴロと、はるばるアメリカから持って帰ってくるような
えこたびのヘンなお土産紹介でした...

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