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2011.08.18 (Thu)

Whittierの氷河ツアー

11AK_Glacier_Cruise_15.jpg
フトドキ者のえこたび、
アラスカ旅に来てます。

避暑を兼ねてと思っていましたが

避暑どころか寒いです。
部屋にはストーブが入っています。

アラスカ最大の都市
アンカレッジ(Anchorage)に

まず宿泊して

電車で2時間ほどのところにある

Whittierという港街から




11AK_Glacier_Cruise_14.jpg

船にのって
氷河ツアーに参加しました。

船内はほとんど満席状態で

座席にはぴっちりとお客さんが
座っています。

私の席は
3組の相席で

テーブルを挟んで
3人と3人の席。

ワシントンDCから来た老夫婦と
ケンタッキーから来た中年?夫婦



11AK_Glacier_Cruise_19.jpg
と相席でした。

船に乗ると
飛行機と同じように

非常時の対処方法についての
アナウンスがあり

その後、パークレンジャーから

この公園内の植生や
この公園に住む動物の説明があって

その後、ランチが運ばれてきました。

ランチは
フィッシュ&チップス。



11AK_Glacier_Cruise_01.jpg

そして
よくできていると感心しましたが

ランチを食べ終わった頃に

ちょうど鑑賞ポイントに
船はさしかかりました。

いくつもの氷河を鑑賞できたり

シャチ、ラッコ、トド
が次から次へと現れたり

天気の良さも手伝って
非常に楽しさ満載のツアーでした。




11AK_Glacier_Cruise_04.jpg
Whittierからの
氷河ツアーは2社が

催行しているそうですが

私が参加したのは
26 Glacier Cruise (注1)。

別のWhittierからのツアーに
参加した人の話では

2カ所の氷河に大接近してくれた
そうですが

えこたびが参加した方は

26カ所の氷河を通り
そのうち1カ所のみの大接近でした。


11AK_Glacier_Cruise_17.jpg

ですが、

約5時間のこのツアー
139USドルで

ランチのみならず
コーヒーやクッキーなどのお菓子が
でてきたり

レンジャーからの
詳しい解説が聞けたり
(速い英語だったので、あまりわかりませんでしたが...(涙))

かなり満足度の高いツアーでした。

是非オススメします!


注1) 26 Glacier Cruise  http://www.26glaciers.com/



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タグ : *国立公園*

17:53  |  ├ USA (AK)  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2011.08.21 (Sun)

アラスカ、アラスカ!

11Alaska_06.jpg
ある日、「旅をする木
というタイトルに惹かれて

この本を手にとって以来、

すっかり星野道夫さんに
惹かれてしまいました。

そして、その星野さんが虜になった
アラスカとは

一体どんなところなのだろうと
行ってきました。

アラスカの面積は

アメリカ50州の中で最大、
北海道の約18倍の面積で


11Alaska_10.jpg

人口は

約71万人で
北海道の約1/8です。

米国の中で最も天然資源に
恵まれている土地であり

なかでも、
アラスカの北岸

北極海に面したところに
米国最大規模の油田がある。

この油田から

アラスカ州を
二つに分断するかのように


11Alaska_13.jpg

大きなパイプラインが
南北に通っており

このパイプラインの南端にある
プリンス・ウィリアム湾では

原油タンカーの
バルディーズ号が

1989年に
座礁したことで有名。

当時、海上の人為的環境破壊では

最大級といわれ

バルディーズ号の
原油流出事故といえば


11Alaska_Railroad_11.jpg

環境問題に関する教科書には

必ずと言っていいほど
でてくるといっていい。

が、

先日2010年に起きた
メキシコ湾での原油流出事故は

呆気なく、

バルディーズ号の
被害算定量を

越えてしまいましたけど...



11AK_Glacier_Cruise_02.jpg

そんなドロドロした?歴史を
もつアラスカですが

冬の厳しさが、

人間の侵入を
阻んでいるせいなのか

なんといっても
その手つかずの広大な自然がすばらしい。

そして遠い昔、
インディアンとエスキモーが住む土地で

その後、
ロシア領となり

最終的に、1867年には


11AK_Glacier_Cruise_07.jpg

ロシアからアメリカに
売却されたという歴史を持ち

ここに住む人たちの

文化のミックス度合い?も
非常に興味深い。

おみやげ屋さんには

サンタフェで見たような
インディアン・アート

毛皮や牙、骨からできた
エスキモー・アート

が並んでいるかと思いきや



11Alaska_zoo_07.jpg

その隣に
マトリョーシカが鎮座している...

ほんの数日間、しかも
アラスカ南部にのみ滞在しただけで

えこたびとしては
かなり消化不良でして

是非、また訪れたい!

しかし、アラスカは日本から
距離が近いのに

ダイレクト便が、極端に少なく
そのダイレクト便も

パッケージツアー
でしか利用できないので

えらい遠回りして、行かなくてはいけなかったのが、シャクに触ります。

もっとダイレクト便、飛ばして欲しい(切望)。

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2011.08.27 (Sat)

アンカレッジ

11Alaska_02.jpg
今回のアラスカへの旅では

アンカレッジ(Anchorage)に
何泊かしました。

アンカレッジは北緯61度。

ちなみに...

稚内は、北緯45度

ロシアの
モスクワ(Moscow)は、北緯55度

アイスランドの
レイキャビーク(Reykjavik)は北緯64度。




11Alaska_19.jpg

北極圏は、北緯66.6度だから

アンカレッジは
それよりはちょっと南。

訪れたのは、
8月中旬でしたので

夜は23時近くまで明るかったです。

アラスカ州の人口の約半分が
住んでいるという街ですが

大きな建物もほとんどなく
人通りも少なく




11Alaska_18.jpg
この州の
大きな交通機関である

アラスカ鉄道の警笛だけが

大きく澄んだ空に
ポーーーっと

ときどき鳴り響くという
なんとも長閑な風景。

それにしても、

夜23時近くまで
明るいというのは

何とも不思議な気分ですね。



11Alaska_food_01.jpg

アラスカで美味しかったのは

ハリバット(Halibut)
という白身魚。

カレイの仲間で
日本ではオヒョウ(大鮃)と
いうんだとか。

体調が2メートル
くらいにもなる

巨大なカレイ。

フィッシュ&チップス
というと



11AK_Glacier_Cruise_23.jpg

普通はタラ(鱈)ですけど

アラスカでは
ハリバットなんですって。

タラよりさっぱりしていて

えこたびは、
かなり気に入りました。

あとは、もちろんサーモン。

サラダを注文する際に
「サーモン添え」が選べたので

サーモンをつけてみたら



11Alaska_01.jpg
サーモンがまるで

メインのような
状態で出てきました...

アラスカでは

クマもサーモンのお腹しか食べないなどと
いいますけど

人間様も、結構ぜいたくに
サーモンを食べるらしい...

あとは、
小規模ながらビール醸造所が
いくつかあり

地ビールが色々、楽しめました。


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2011.09.03 (Sat)

デナリ国立公園

11Denali_02.jpg
アンカレッジの北、
約380kmのところにある

デナリ国立公園
(Denali National Park)

を訪れました。

北米大陸最高峰の
マッキンリー山(Mt. Mckinley)

を中心に広がる公園です。

あの植村直己さんが眠る
マッキンリー山。

残念ながら悪天候でしたので



11Denali_03.jpg
一切その勇姿を
拝むことは

かないませんでしたが...

公園内には、自家用車で
入ることは禁じられており

まるで

←スクールバスのような
シャトルバスに乗っていきます。

公園内の道路は
未舗装で

全長約148km。



11Denali_06.jpg

えこたびは、途中の

アイルソン・ビジターセンター
(Eielson Visitor Center)

というところまでの

約106km往復の
シャトルバスを利用しましたが

途中、
何回も停まりながら進むので

往復で、
8時間かかりました。




11Denali_01.jpg

公園内は、レストラン等

飲食物を提供するところは
一切無いので

宿で用意してもらった
ランチボックス
(サンドイッチ、リンゴ、スナック菓子)

をしっかりもって
出かけました。

動物がいる度に
バスは停まり

みんなで鑑賞タイム。



11Denali_07.jpg
乗車する人たちが
動物を発見すると

STOP!!

と声をかけてバスを停めます。

よくもまあ、
見つけるなと思うほど

豆粒級の大きさに見える動物を

みんな見つけてくれます。↑→
(どこにいるか、わかります?)

しかも悪天候だったので
未舗装の道はドロドロで



11Denali_04.jpg
バスの窓もドロドロ...

停留スポットでは
レンジャーの方が

一生懸命に窓を綺麗にしてくれました←。

グリズリーベアを
何回も見ることができ楽しかったですけど

えこたび的には
マッキンリー山が見えなかったのが

何とも残念で

後ろ髪を引かれる思いで
後にしました。



この辺りは夏は雨が多そうです。晴天率の上がる秋に、再訪したいです。

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2011.09.07 (Wed)

マッキンリー・シャレー・リゾート

11Denali_17.jpg
アラスカの
デナリ観光のために

マッキンリー・シャレー・リゾート
(Mckinley Chalet Resort)

というところに宿泊しました。

レストランや受付のある
母屋と

えこたびの停まった部屋は

ちょっと離れていて

リゾート内をバスが
巡回していました。


11Mckinley_Chalet_02.jpg

8月中旬というのに
東京の初冬程度に

気温が低いので

部屋には暖房が入っており

ラウンジの暖炉には
赤々と火がともっていました。

デナリ国立公園には
自家用車では入れないので

公園へのツアーがいくつも
開催されており



11Mckinley_Chalet_01.jpg

このリゾートのラウンジは

ツアーの集合場所
になっていました。

デナリには3泊したのですが

悪天候だったので

中一日は、
リゾート内で過ごしました。

雨は残念でしたけど
降りしきる雨を眺めながら

前の日に撮った写真を見たり


11Alaska_05.jpg

お昼寝したり
本を読んだりして

感じのよいリゾート内で
過ごすのも一興でした。

しかし
雨が降ろうが何が降ろうが

びしょ濡れになっても
外を歩き回った頃と比べ

旅先で
こんな過ごし方をするのは

歳をとった証拠でしょうかね...





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22:59  |  ├ USA (AK)  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

2011.09.13 (Tue)

アラスカ鉄道

11Alaska_Railroad_02.jpg

Whittierの氷河ツアーに
参加する際に

アンカレッジから
アラスカ鉄道を利用しました。

車だと1時間程度で
到着するところを

1時間半程度かけて
移動したので

比較的ゆっくりのペースで
進む感じでした。

アラスカ鉄道は



11Alaska_Railroad_03.jpg

南のスワード(Seward)から
フェアバンクス(Fairbanks)

までを貫いています。

アンカレッジから
Whittierの区間は

通勤通学の
市民の足ではなく

観光目的のみの
感じでしたが

このアラスカ鉄道が
唯一の移動手段である人



11Alaska_Railroad_05.jpg

たちがいるらしい。

フラッグストップ
というのだそうですが

白旗をあげて
列車を停めて乗り降りする

システムなのだとか。

アメリカ国内で
このフラッグストップ

が存在するのは
このアラスカ鉄道のみだそうです。




11Alaska_Railroad_10.jpg

この列車に乗って

車窓からの景色を
眺めているのもステキでしたが

美しい自然の中を
鮮やかなネイビー&イエローの列車が

時々警笛を鳴らしながら
ガタンゴトン、ガタンゴトンと

走り抜けて行く姿を眺めるのも
ステキでした。

Whittierに向かう列車内では
インドからきた親子と相席になり



11Alaska_Railroad_06.jpg
女の子が
サンフランシスコに住んでいて

インドからお母さんを呼んで

一緒にアラスカ観光しているのだ
と話してくれました。

とても優しい女の子で

えこたびが

車内アナウンスを
上手く聞き取れなかったりすると

親切に教えてくれました。

次回は是非
もう少し長く乗ってみたいです。

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2011.09.17 (Sat)

アラスカのおみやげ

11Alaska_21.jpg

旅にいって
おみやげを物色するのは

何とも言えない楽しみ。

特に、えこたびは

地元ならではの
工芸品が好きです。

「え゛、それ持って帰るの?」

という
主人の呆れたまなざし
を物ともせず

元気に買いまくります。


11Alaska_Railroad_08.jpg


アラスカでは

動物の皮や骨、
木や石などを使った

ステキなおみやげが
たくさんありました。

きっと、地元の人たちは

暗く長い冬に
じっくりじっくりと

作るのでしょうね。

昔、この地には


11Denali_10.jpg

インディアンも
住んでいたと聞きましたが

作品のイメージが

サンタフェやタオスなど
アメリカ中西部でみた

作品たちと通じるものを
感じました。

エスキモーも
同じ狩猟民族ですしね。

と、

あるお店の壁に飾ってあるモノに
強く吸い寄せられた、えこたび。

11Denali_13.jpg

不思議な形の、お面が
壁一面に並んでいるのである。

このおもしろい
お面たちは、

一体何だろうとのぞき込んでいたら

店員さんがやってきて
○○○の骨の彫刻だと。

「ふう~ん、動物の骨ね。」

と、

どの顔がイケ面かしらと
物色するのに夢中で


11Alaska_goods_04.jpg

店員さんの話を、聞き流す。

で、やっと絞り込んで
いくつか壁からお面を

とってもらいました。

手に持ってみると
何とも軽いのである。

「え? 何の骨って?」

もう一回、聞き直すのですが
やっぱり聞き取れない。

そんな動物がいるのかなと
思いきや、


11Alaska_goods_05.jpg

気になるので
綴りを教えてもらったら

なんと、鯨骨だったのである。

ほえ~。

エスキモーは、
クジラを食べるのですよね。

お肉を食べたら、

皮も骨も髭も、
クジラの身体のすべてを

一つも無駄にすることなく
利用するそうです。


11Alaska_food_03.jpg

新しい骨は白いのですが

時とともに
だんだん黒ずんでくるそうです。

中には、
真っ黒になっているお面もありました。

お面を裏返すと、
そこには作者の名前が
刻んであります。

ちょっと、
高かったんですけどね

エスキモーの人たちの
想いが詰まっているようで

小さめのを2つ、持って帰ってきました。

最後の写真は、カリブーソーセージのピザです。

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タグ : *おみやげ*

21:44  |  ├ USA (AK)  |  トラックバック(0)  |  コメント(4)

2011.09.23 (Fri)

アラスカ動物園

11Alaska_zoo_01.jpg
デナリ国立公園では
悪天候であったこともあり

思ったほど

野生動物たちに
出会うことができませんでした。

そこで
アンカレッジにある

アラスカ動物園
行ってみました。

この動物園は、
そもそも



11Alaska_zoo_02.jpg

保護された動物のための

リハビリテーションが
目的で作られた

施設であったらしく

園内の動物には
それぞれに

この施設にやってきた経緯が
書かれていました。

よって、
普通動物園によくいる



11Alaska_zoo_03.jpg
キリンやゾウなどは
おらず

アラスカに生息する
動物のみがいるのでした。

こんな大自然のアラスカに
やってきて

動物園にいくことに
矛盾を感じましたが

本来近寄ってみることが
不可能な動物たちを

間近で眺めることが
できるのは


11Alaska_zoo_09.jpg

それはそれで
楽しかったです。

予想されたことではありますが
デナリ国立公園では

熊に出会ったときの注意を
何回も何回も繰り返されました。

例えば、

出会った熊が
立ち上がっていた場合

静かに話しかける。
手を上に挙げながら、後ろに下がる。


11Alaska_zoo_04.jpg

走ってはなりません。
木に登ってはいけません。

熊に、
好きなだけしゃべらせなさい。

とか、

熊がこっちに向かってきた場合

グリズリーベアならば

頭や首、
頸動脈部分を保護し

うつぶせになり


11Alaska_zoo_08.jpg

死んだふりをしてください。

ブラックベアーならば

手を大きく挙げて、
戦う準備をしてください。

とありました。

オソロシ過ぎます...

熊に出会ったときに

これだけのことを
冷静に判断できるものだろうか(反語)。



気持ちよさそうに、眠っているグリズリーベアを見る限りは
とてもそんなにオソロシイ状況を想像できないんですけどねぇ...






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19:05  |  ├ USA (AK)  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

2011.09.30 (Fri)

ジリスの自立

11Alaska_09.jpg
なんでなのか、
動物に餌を与えるのは楽しい。

でも

微妙なバランスで出来ている
生態系は

そんな行為で
簡単に崩れる。

去年訪れたイエローストーンでも
そうであったように

クマに餌付けをした結果
クマが人間を恐れなくなり

餌を人間に頼るようになり

11Alaska_08.jpg

その結果、悲劇が起きた。

デナリでは
イエローストーンよりさらに厳しく

餌を与えたり、
ごみを捨てたりすることを
法律で禁止しており

『$1000の罰金』

などという看板を
いくつも目にした。

以前は、デナリ国立公園
(旧称:マッキンレー国立公園)でも、


11AK_Glacier_Cruise_06.jpg

法律で禁止されるまでには
至っていなかったようで

星野道夫さんの文章に
楽しいものがありました。

以下、またまた引用です(注1)

-----
アラスカの
マッキンレー国立公園の話である。

毎日たくさんの観光客が訪れる。

その辺りは
ホッキョクジリスの生息地であり

観光客がバスを降りる度に

11Alaska_16.jpg

ジリスは
エサをめがけて走ってくる。

完全に人慣れしてしまっているのだ。

公園のレンジャーは
何とかエサをやらないように

呼びかけているのだが

そこはどこの国の人の
心情も同じで

可愛らしい
ジリスのしぐさに

どうしても折れてしまう。


11Alaska_15.jpg

ある年のこと
奇妙な立て札が立った。

何故、奇妙かというと

その立て札は
わずか10センチほどの低さで

身体を曲げて
わざわざのぞき込まない限り
見えないのだ。

その内容は
「ジリスたちよ!」 で始まる、

ジリスたちへの
警告だったのだ。


11Alaska_14.jpg
「・・・おまえ達は、そうやって

 人間からエサを
 もらってばかりいると

 だんだん体重が増え、
 動きも鈍くなり

 いつの日か、
 イヌワシやクマの餌に
 なってしまうだろう・・・」


私は笑ってしまった。

何だろうと思って
サインを読む観光客も

苦笑いを浮かべている。

11Denali_15.jpg

ふと、日本の動物園で見た

クマの檻の中にひっきりなしに
人々が食べ物を投げ込む光景を

思い出していた。

そこに書かれていた
「動物に餌をあげないで下さい」

というサインは、
なんと力のないメッセージだっただろう。

そんなことは、
誰もが知っているのだ。

思わず動物に
餌をあげたくなってしまうのも

11Denali_12.jpg

人の自然な気持ちなら

エサをやってはいけないのだと
感じるのも

人の素直な気持ちである。

正論に力を持たせるのは大変だ。

余裕をもった
ちょっとしたユーモアが

ときに人の心を大きく動かしてゆく。
-----


引用、おわり。



そう、正論に力を持たせるということは、非常に難しいのである...


注1) 星野道夫(2002)「長い旅の途上」文春文庫


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2012.06.26 (Tue)

人は何故ブログを書くのか

11Alaska_Railroad_09.jpg
この “えびたこ” ブログを
書き始めて

もうそろそろ5年。

途中、

全く読みも書きもしない日々が
続いたことがあって

もうやめちゃおう!

と思ったりしたこと
多々あったけど

なんでだろう,

また書き始めてる...


11Denali_16.jpg

この自分の行動が

自分でも
理解できなかったりして

人は何故ブログを書くのか
調べてしまいました。

一番、読んでしっくりきたのが

ウェブログの心理学」 という本(注)

社会心理学者の先生方が
書いた本です。

さて,
そのお題の答えを要約すると...


11AK_Glacier_Cruise_24.jpg

日記を公開する
という行為に

最も近い
心理学的行為は

「自己開示」である。

自己開示とは,

自分自身に関する事柄を

特定の相手に
打ち明けたり,

さらけ出すことを指し,



11Denali_18.jpg

一般に
精神衛生上の効果が高い。

自己開示には,
次のような働きがある。

① 感情の表出

 他人に自分の悩みや気持ちなど
 を話すことで
 気持ちがスッキリする。

② 自己の明確化

 他人にわかってもらうように
 話すことになるので



11AK_Glacier_Cruise_18.jpg
 矛盾や一貫性に
 気づきやすくなり

 客観的に
 自分を見れるようになる。
 自分に対する理解が深まる。

③ 社会的妥当性の確認

 自分の考え方や能力が
 正当なものか

 開示相手の
 反応を通じて確認する

④ 二者関係の発展

 情報を共有することで,
 相手との関係が親密になる

11Alaska_Railroad_12.jpg

⑤ 社会的コントロール

 自分の何について開示し,
 開示しないか

 与える印象や相手との関係を
 コントロールする

この自己開示からは

①②③が
自己に向かう効用

④⑤が
関係に向かう効用

という


11Alaska_03.jpg
2種類の効用
を得られると。

だから,心理学的に分けると

ブログは
大きく2種類あって

1つは、

前者の効用を求め
自己表現を
目的としているものと

もう1つは、

後者の効用を求め
他者との交流を
目的としているもの。

11Alaska_food_05.jpg
なるほどーって
思ってしまいました。

私のは,
滅多にコメント来ないし(涙)

自分も書き込まないし,

コミュニケーション目的より
自己表現なのかな。

自分が旅に行って
楽しかった思い出を

整理して写真と共に置いておく,

その行為によって,
何かがスッキリする気がするのです。


11Alaska_food_06.jpg
心理学者の先生の

「精神衛生上よい」
というのに,

激しく同意しました。


さて,
次の旅は夏休みまで皆無なので

しばらく梅雨前線と共に

精神衛生上
よろしくない状態を過ごします(号泣)。


今日の写真は
去年の夏休みのアラスカです。


注) 山下清美,川上善郎,川浦康至,三浦麻子「ウェブログの心理学」 NTT出版 (2005)

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