2012年04月 / 03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

2012.04.21 (Sat)

自然との交感

12hamamatsu_06.jpg
先日、
主人の実家の浜松に行ってきました。

ちょうど「となりのお宅の」ソメイヨシノが
満開でした。

我が家の庭には
残念ながら桜の木はなかったのですが

その代わりに

桃とスモモの花が
咲いていました。

今回のMyシュウトからの指令は

毎年恒例の新タマネギ採り。



12hamamatsu_01.jpg

新タマネギを引っこ抜いて

あたまの葉っぱの部分を

ひもで縛って
吊していきました↓。

こうしておかないと
新タマネギはすぐに腐るらしい。

2畝くらい
タマネギを抜いて吊したところで

「さあて
 次は、夕飯を採りに行こう」

とお父さん。


12hamamatsu_05.jpg

タラの芽と
菜の花を採りにいきました。

タラの木は
ものすごいトゲがあるので

ごつい手袋をはめて
ポキポキととります。

とてもグロテスクな外見の
タラの芽なんですが

これに薄く衣をつけて
天ぷらにすると

ほろ苦い春の味が
最高なんです...


12hamamatsu_02.jpg

この日の晩ご飯は
そのほかに

菜の花のお浸し。

こんなに花が開いちゃってから
食べたのは初めてなんですが

キュッキュッとよい歯ごたえで
これまた美味しかったです。

こうやって

気持ちよい青空の下で
日の光を浴びながら

タマネギ抜いたり


12hamamatsu_04.jpg
タラの芽を摘んだり...

そして

作業の合間には、
切り株に腰を下ろし

木から落ちたハッサクを
拾ってきては

1つずつ剥いて
ぽつぽつと食べながら

心地よい風が吹く空の下
ぼーーーっと庭を眺めます。

う~ん、
こういうの気持ちいいな~。


12hamamatsu_08.jpg

先日読んだ本に(注)

「人間世界の出来事と自然現象との
 あいだには

 何かつながりや関係があるかもしれない
 という

 『 交感: Correspondence 』

 の思考が私たちの根底にはある。」

とありました。

例えばホラー映画で
惨劇がおきるときの天気は



12hamamatsu_07.jpg

澄んだ青い空に白い雲
ではなく

雷鳴とどろく激しい豪雨
ですし

何故か気になる
星占いも

星座や星の運行が

あなたの今日の運勢に
関係があるといっている。

まるで天体が私たちのことを
知っているかのよう。



12hamamatsu_09.jpg

なんだか、
とっても納得してしまいました。

自然の中にいると
何故だか心地よい。

これは人間が
本来、自然的な存在だからである、

そういうことなのだと。

そんな自然的存在の私たちが

自然から距離を広げるばかりの
文明生活を送っている、

だからこそ


何か生活に歪みを感じ、「癒し」とやらを求めるに至ると。

この自然と交わっている感を、十分に堪能した浜松での週末でした...


注) 野田研一(2007) “自然を感じるこころ -ネイチャーライティング入門-”、ちくまプリマ-新書

テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

タグ : *ライフスタイル*

11:45  |  └ 静岡  |  トラックバック(0)  |  コメント(2)

2012.04.01 (Sun)

オイスターローフ

12Oyster_Book00.jpg
先日、飛行機の機内誌に
牡蠣に関する記事があり

そこに
オイスターブック

という本の紹介がありました→。
(残念ながら絶版。中古で購入しました)

『食いしん坊の作家が
 牡蠣をめぐって

 味わいのある文章を
 次々と繰り広げる』

(だったかな? 記憶曖昧。)
という書評がありました。



12Oyster_Book02.jpg

これまたとても魅力的な
書評だったので、

早速、帰ってから
買って読んでみました。

すると

写真など一つもないのに

読んでいるうちに
じわじわと

色やにおい、味のイメージが
自分の頭の中に広がってきて

まるで本当に


12Oyster_Book01.jpg

食べたような気分になってくる、

そんな楽しい本でした。

12のエッセイから
構成されているのですが

そのうちのある章から...


--------------
母の語ったオイスターローフは

寄宿舎のある村随一のパン屋から
買ったパンで作られた。

一斤丸ごとのローフの中をくりぬき、


11Tas_Oyster.jpg

そこに調理済みの牡蠣を詰める。

それからパンの天辺を戻して
ふたにして

ぱりっと焦げ色がつくまで
天火で焼く。

完成品は
目の詰んだ白いナプキンで
しっかり包まれ

メイドのマントの中に隠される。

オイスターローフを隠し持った
メイドは



09Fishermanswharf_Oyster.jpg

パン屋から寄宿舎へ駆け戻り、

裏手の階段を駆け上がって
注文主の部屋に届けるという寸法だった。

オイスターローフは
半端な大きさではないから、

真夜中のパーティーには
少女7,8人が集まる。

・・・

ようやくメイドが到着し
部屋に滑り込んで

焼きたてのローフを届ける。


10Kangaroo_Oyster.jpg

少女たちから上等なクッキーを

ポケットいっぱいにもらったメイドが
下がると

いよいよオイスターローフの
包みが開かれる...
--------------


えこたびは
お料理苦手なので

家で食べる牡蠣と言えば

生牡蠣か
焼いてお醤油かけて食べるか
牡蠣フリャー


11Sydney_Oyster.jpg


くらいしかありません。

オイスターローフって
どんなんなんだろうー...

ちょっと、この文章を読んで
ワクワクしてしまいました。

写真をみて

「おいしそー!」というのは

よくありますけど

文章で、
その味や匂いを想像させたり


10Sydney_Oyster.jpg

食べたい!って思わせる
表現力って、

羨ましいと思いました。

そうそう、Rのつかない月は
牡蠣を食べては危険って

よく聞きますけど
科学的な根拠はなく

敢えて言うのなら、

暖かい時期
牡蠣が産卵時期で弱っている

と、この本には書いてありました。



5月~8月も、身はふっくら、香りも高くいつもどおり美味しいらしいです。

さ~て、次はどこで牡蠣を食べようかしらと、またまた机上旅行を繰り返しています...



テーマ : 日記 - ジャンル : 日記

タグ : *食べ物*

11:21  |  その他  |  トラックバック(1)  |  コメント(1)
 | HOME |