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2010.09.16 (Thu)

しろうと理論で山火事を考える

10YS_Tree_11.jpg
イエローストーンの
山火事についての話の続きです。

山火事は
自然現象の一部だとして

積極的な消火活動を
行わなかったわけですが

当時のマスコミ報道では

「破滅」 「焦土化」 「荒廃」

のような
否定的な言葉が選ばれるとともに

公園のほとんどが



10YS_Tree_10.jpg

灰燼に帰したように
報道されたとか。

そして、
管理火災の処置を

まるで何もせず
放任していたかのように

批判されたんだそうです。

今回、参考にした文献(注1)では
私たちの頭の中は

「火災はすべて悪」




10YS_Tree_09.jpg
という先入観が
支配的なのではないか

噴火や地震などの自然災害は

そのまま
受け入れるのに対して

森林火災は
人間が制御可能である

と潜在的に
考えているのではないか

と指摘していました。

また、同時期に
イエローストーンよりも


10YS_Tree_08.jpg

大規模な森林火災が

アラスカにて
発生したそうですが

ほとんど
報道されなかったそうです。

すなわち、
イエローストーンとは

アメリカ人の誇り
とも言うべき存在で

それ故、報道が過熱した
のではないかとしています。



10YS_Tree_07.jpg
そして鎮火後には

まるで手のひらを返したように
意見が一転し

森林の再生を誇張するようになり

イエローストーンは
生まれ変わったのだとして

大々的に報道されるようになったとか。

そのおかげで、
好奇心からか

この公園には、以前にも増して
観光客が訪れるようになったのだそうです。



10YS_Tree_06.jpg
上記筆者は、

火災後の報道についても、
すべて正しいとは言えず

激しく燃えて
思うように回復できていない
ところもあるなど

この大火事の問題は
まだ残されているとしています。

生態系とは
非常に巧妙かつ脆いものだと感じるとともに

自然とともに、
この勝手な人間が共存していくことは



10GrandTeton_01.jpg
本当に難しいよなーと。

えこたびも
火事の最中ならば

きっと管理火災とは何かと学びもせず

マスコミの報道に同じていたような。

そして、

山火事から復活した
という話を聴いて

今、こうやって
遠い日本から、いそいそと
訪れているのですものね...


注1) 伊藤 太一(1991) “イエロ-スト-ン地域における大火災の影響と意義”、京都大学農学部演習林集報、22、163-182



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