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2011.04.04 (Mon)

ニコンF3盗まれる

10ElephantRock_05.jpg
星野道夫さんの本の中で
非常に楽しいお話があったので

またまたご紹介(注1)


----------
場所は、
マッキンレー国立公園である。

コーヒーの湯を沸かそうと
コンロに火をつけ、

何気なく顔を上げた。

すると、
ほんの10メートルくらい先に



10Dunedin_08.jpg

じっと僕を見つめている
一頭のオオカミがいる。

なにかの見間違いかと思ったが

まぎれもなく
オオカミであった。

とにかく写真を撮ろうと、100㎜レンズで
撮り始めた。

辺りは、もう真っ暗で

とにもかくにも祈るような気持ちで
スローシャッターをきった。




10Tekapo_09.jpg
と、そのときだ。

フィルムを入れ替えようと

一台のカメラを
地面に置いて、

ザックから新しいフィルムを
取り出そうしていると

何を思ったのか

オオカミがゆっくりと
こちらへ近づいてきて

地面に置いてあったカメラの
ストラップをくわえ



10MtCook_09.jpg
そのまま
持ち去ってしまったのだ。

それも走って逃げるわけではなく

トコトコと
谷を下って行くのが見えた。

僕はただア然としていたのだが、

持ち去られたカメラが

購入したてのニコンF3
だと気づき、

あわてて
そのオオカミの後を追いかけた。



10MtCook_11.jpg
僕に気がついた
オオカミも走り出した。

僕が慌てふためいたことは
今さら説明するまでもないだろう。

さすがに、オオカミに
高価なF3をあげるわけには行かず

僕は走り続けた。

しばらくすると、

彼にはF3が重すぎたのか
残雪の上において

オオカミは走り去ってくれた。
----------



10Auckland_01.jpg

星野さんも、
この事件?について

「あれは一体何だったんだろう。」

って書いていましたが

本当に
何だったんだろう...

食べ物に見えたのか? F3が??

彼の文章を読んでいると
心が和まされたり

人間の生き方について、考えさせられます。




地震のあった3月11日、あの日から悲しい話が多くて、気が滅入ってしまうのですが
そんなとき、細野道夫さんの写真をみたり、文章を読むのが気に入っています。

今日の写真は、昨年末のニュージーランドです。


注) 星野道夫(2002)「長い旅の途上」文春文庫
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