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2016.10.15 (Sat)

ブータン仏教

16Bhutan_81.jpg
ブータンから帰ってきて

すっかり
ブータンにハマっていて、

本を読み漁ってます。

その中でも

今枝由郎先生の
ブータン仏教から見た日本仏教

という本が、強烈でした。

同じ仏教でも

日本とずいぶん違うな~と
ブータンで感じたのですが、

今枝先生によると、
日本仏教が、奇異なんだとか。



16Bhutan_75.jpg
これが仏教だと思って

私が
疑問にも思わなかったことが

他の仏教国では
決して見られない特殊なもの、

すなわち
仏教本来のものではなく

日本的に
変容・歪曲・誤解されている

と聞いて、もうびっくりです。

今枝先生の本から

かいつまんで、
日本仏教の特殊性とは・・・



16Bhutan_74.jpg

・仏教僧侶が結婚する
 のは日本だけ。

・お墓があるのは
 仏教国では日本だけ。

・お経が自国語に
 訳されてないのは日本だけ。

 よって
 お経や基本的な仏教用語が

 一般人のみならず
 僧侶にもきちんと理解されていない

・一回忌・三回忌といった
 回忌法要があるのは日本だけ。

 仏教は輪廻転生思想。



16Bhutan_79.jpg
 
一般に死後最長49日間で
 次に生まれ変わるので

 生まれ変わった人に
 追善供養の必要はない

・戒名は生きている間に授かるもの。
 日本では何故か
 死者に授けられる。

などなど・・・

こうやって聞いていると

日本の仏教は
仏教と呼ぶのも憚られるような。

私たちが信じているのって
長い時間をかけて




16Bhutan_108.jpg
神道・仏教・儒教が
混ざってきたものだと

今さらながら知りました。

仏教は、

キリスト教やイスラム教と
並んで

世界的な宗教ですが、

神道は
日本民族独自の宗教。

自然崇拝の
アニミズム的な面もあれば

氏神を信仰する
祖先崇拝の面もある。



16Bhutan_26.jpg

日本神話の神々を
崇拝する面もある。

しかし神道には、
死後の世界については教えがなく

死後に恐怖を感じているところに

極楽・地獄

という概念をもつ
仏教が伝わってきて、

死後には安らかな世界があり

そこへ行く方法がある
と伝えられた。

それで、



16Bhutan_97.jpg
葬儀は、仏教式で
行われるようになった。

だけど、

祖先を崇拝する気持ちが
強かった日本人は、

先祖の前世が
犬や鳥など人間以外だった

とは受け入れられず

輪廻転生の概念は
広まらなかった...


私のニワカ勉強の結果は
こんな感じです。




16Bhutan_113.jpg
輪廻転生の考え
すごくいいなと思いました。

あんな墓石の下に
入っているより、

四十九日で、
何かほかに生まれ変われる

なんて、
ちょっと楽しみだけど。

ブータンのお寺には

天国から地獄までの様子を
こと細かく描いた

大きな曼荼羅の絵
がよくありました。




16Bhutan_83.jpg
その絵がある度に、
ブータンのガイドさんは

口角にアワ状態で

一生懸命
説明してくださいました。

そんなとき、

「私は、来生は鳥とか、
 ほかの生き物に
 生まれ変わりたい!」

と言ってみたら

人間に生まれ変わるのが一番ですと

即刻、却下されました。




16Bhutan_54.jpg
動物はハッピーな生き物では
ないのだろうか???



仏教の国には
タイとか、ミャンマーとか

色々行ってきたにも
かかわらず

ブータンへの旅は、
仏教について

とても考えさせられるもの
となりました。


あたりまえだと思っていることが
こうやって覆される。。。



これが、えこたびにとって、なんとも楽しい! これこそが、タビを辞められない理由。






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13:12  |  ├ Bhutan  |  トラックバック(0)  |  コメント(1)

Comment

こんにちは。ご無沙汰です!
さすがえこたびさんです。
ふだんあまり人のいかないところの写真を
興味深く拝見させていただいています。
今度はどこか?といつも楽しみにしています。
コロ |  2016.10.16(日) 09:32 | URL |  【編集】

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